陰部 ジュクジュク 痒みの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
子供のころからアトピー性皮膚炎があり、花粉症も酷いとのこと。今は全身に湿疹ができて痒みが酷く、陰部や脇の部分がジュクジュクしているそうです。
病院にも行っていたのですが、ステロイド(ジフラール、マイザー処方)を塗ってもその場しのぎになるだけなので今はやめていて、メンタームを塗って一時的に痒みを緩和しているそうです。
また体が熱くなると痒みが酷くなり、イライラしやすくなり、漢方で何とかしていきたいと来店されました。
45歳 女性
中国医学的には『湿熱旺盛』の状態と考えられ、体にたまっている「湿熱」「血熱」を取り除いていく漢方を中心におすすめしました。
漢方服用後2週間ほどして痒みと炎症がかなり良くなり、以前のような痒くて我慢できなくなることがなくなってきたそうです。お腹の紅班も落ち着き、茶色の色素沈着程度になってきておられる様子。ただ、お風呂上りなど暖かくなると痒みが出てくるそうです。
更に漢方を続け1か月ほど経つと、全身の赤みがだいぶとれてきているという報告を受けました。痒みはまだ少し残るそうですが、ジュクツキもなくなり今は乾燥が残るだけとのこと。
漢方を服用すると体調がいいので、引き続き飲んでいただいております。
中国医学では、皮膚の病気は体の中の状態を反映していると考えられています。そのためいくら外から軟膏やクリームを塗っても、一時凌ぎで終わってしまうことが多く、むしろ胃腸に負担のかかる食事を改善していく必要があると思っています。
甘いもの・油っこいもの・味の濃いもの・刺激物・アルコール・たばこなどの摂りすぎは、必ず悪化してくるので、まずはこれらをやめていく事がおすすめです。そして体の中から元気になれば自然に皮膚も綺麗になってくると思います。いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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